「1円合わない。。」 15:30 窓口からそう告げられました。
支店全員の高まる緊張感、我が身に迫る危機。動悸・吐き気。一気に高まる心拍数。
銀行ならではの現象ですね。
窓口では全伝票の洗い出し、金種の書き出しを行う。。
と同時に支店営業マングループの集金チェック。当時、私は融資渉外でしたので集金はごくわずか、紙幣のみでしたので除外される。ホッ。←ゴメンナサイほんと怖いんです。
16:30までに現金が合わなければ 自行・検査部(鬼の)へ現金過不足事故第一報。
その後
18:00までに原因が解明されなければ、検査部へ現金過不足事故第二報(確定)。
が行われる。
戦々恐々とした状況の中、伝票の精査が完了、金種別のクロスチェックの末、どの伝票も合っている。
ファイルの中、過去の伝票の隙間や来客用のカウンターテーブルまで探している始末。
胃が痛い"(-""-)"
もう第二報は出した後、始末書現金事故は確定。皆疲れきっている中、20時過ぎ、硬貨一括機(大量の硬貨を判定し数え上げる機械)が怪しいのではと話し合いが行われる。
窓口へ硬貨で貯金していたおばあちゃん、でっかい4リットル瓶分の硬貨を通帳へ入金してましたね。('_')
窓口へ大量に硬貨を貯金していた方への伝票の再チェック、合っている。
そもそも硬貨一括機を疑うようでは、業務がなりたたない( 一一)
22時・・・無念の解散。
次の日、窓口のリーダーが寝れないので考えてたのですがと硬貨一括機を解体しはじめ(といってもネジ開けるぐらいですが)
・・・なんと1円玉が機械の底へ 乗っかっていた。ええー 嘘やん。
あれだけ調べて機械がミスをするとは。。窓口も安堵の表情。
支店長、機械の保守会社へ鬼の形相で電話 そりゃそうですねぇ( 一一)
教訓 罪を憎んで機械憎まず。 嘘です。機械を信じれずして何が銀行じゃーい(;'∀')